糖類の種類:グリコーゲン
1日のエネルギーや健康のために必要な栄養素は炭水化物や脂質、タンパク質などがあります。
エネルギー源の60%は炭水化物から摂るのが理想的です。炭水化物の中には、糖類が含まれています。主食のご飯やパンなどが炭水化物です。
炭水化物から摂取した糖類は胃の中で消化・分解され、その後、小腸にとどくと酵素の働きでさらに分解されて単糖類に変かして吸収される仕組みになっています。
そこから肝臓に運ばれ、やっとブドウ糖に変化してエネルギーとして各組織に運搬されます。
分解された糖類がすべてエネルギーとして消費するとは限りません。このとき余ってしまったものが、肝臓でグリコーゲンに変換されます。
このグリコーゲンは肝臓内に蓄えられて、エネルギー不足になったときに真っ先にブドウ糖に変換します。
グリコーゲンはエネルギーが足りなくなったときに必要な糖類の一種ですが、溜めすぎると良いことはありません。器量オーバーすると、脂肪に変わり、余計な体脂肪がついてしまいます。
最低限は必要ですが、糖質の摂り過ぎに注意してグリコーゲンを増やし過ぎないことで健康維持になります。