腸は「第二の脳」
腸は第二の脳と言われるほど、重要な臓器です。あまり知られていませんが、腸はさまざまな役割を果たしています。
- 消化吸収
- 血液の生成や循環
- 余計なものを便として排出
- 免疫力の維持
- 細菌の合成や分解
- 健やかな肌の維持
などなど、体にとても重要な役目を果たしている臓器です。
最近は「整腸」という言葉もよく耳にするようになりました。これは、腸内環境が悪くなることで、先ほど紹介した通りの腸の働きが低下して、各働きが機能しなくなってしまいます。
万一、腸内環境が悪くなり腸が弱くなってしまうと、栄養の消化吸収が行われず、血液循環も悪くなります。さらに毒素や老廃物が溜まっていき、体の中から汚れてしまいます。
そして、腸には免疫細胞がたくさん存在しているので、免疫力も低下して感染症を発症しやすくなります。
その結末として、重篤な病気を引き起こすこともあります。とくに大腸は盲腸と関係しています。
腸の中には善玉菌や悪玉菌などの菌が存在しますが、善玉菌が多い状態なら健康的な腸内環境です。しかし悪玉菌が増えてしまうと、腸内環境は悪くなります。