腸は排便にもっとも重要な臓器
内蔵はそれぞれに健康に携わる役目がありますが、排便の行為にもっとも関係しているのが腸です。
つまり、排便のリズムや便の状態で腸内環境の状況を簡単にチェックすることができます。
- 便秘がち
- つねに下痢が続く
- 腹痛がある
- 便臭がくさい、おならがくさい
いずれかに当てはまるときには、腸内環境が悪い方向に傾いていると考えられます。
とくに便秘になりやすいのが特徴です。女性に多いトラブルですが、腸内環境が悪くなると蠕動運動も上手く機能しなくなるので便が排泄されず、滞ってしまいます。
逆に下痢になるのも、腸内環境が悪い可能性が高いです。
そして、腸内環境がキレイであれば、おならや便の悪臭は少ないはずです。おならをしたとき、臭う場合と臭わないときがありますが、その前に食べたものも関係していることがありますが、つねに臭うようなら腸内環境が悪くなり、腐敗していると言えます。
腐敗していると毒素が発生しますが、これは肝臓や腎臓で無毒化される仕組みになっています。となると、毒素がつねに発生していると肝臓や腎臓まで機能が低下して、さまざまな病気につながってしまいます。
腸内環境を悪くする要因が食生活や睡眠不足などの生活習慣にあるので、腸内を整えることでトラブルも防ぎ排便もスムーズになります。
食生活ではオリゴ糖や食物繊維、乳酸菌を摂る心掛けが大切です。そして、睡眠不足やストレスも影響するので、どちらの習慣も見直してみましょう。